「通院したら会社や友達にバレてしまうかも…」
「心療内科を受診してみたいけど、何かデメリットもあるかもしれない」
心療内科に関して、こんな風に思ったことはありませんか?
今回は心療内科のを受診する上でのデメリットや不安などについて解説していきます。
心療内科の通院歴が会社や親にバレる心配はほぼない
結論、心療内科に通院して会社や親にバレることはありません。
クリニックは患者のプライバシーや個人情報の保護を厳重にし、法律に則ってこれらの情報をしっかりと管理しています。
そのため、心療内科での通院歴や診断内容が会社や親に知られる心配はほとんどありません。
健康保険から医療費の明細が送られきても封がされている
精神科を受診して健康保険から医療費の明細が送られてきても、その封筒は中が見えないようにしっかりと封がされています。
そのため精神科を受診しても、受診していることが他人にバレる心配はほとんどありません。
親や会社には自ら話さない限りはバレない
「心療内科へ行ってきた」など、自ら話さない限り、受診したことが親や会社にバレることはありません。
また、会社側はクリニックなどに受診をしたかどうかを確認することはできないのでバレる心配はありませんよ。
マイナンバーにも特に通院歴は残らない
心療内科を受診したことはマイナンバーカード上に載ることもありません。
マイナンバーカードは主に社会保障や税金関連の手続きに使用されるため、医療情報は含まれていないですし、そもそも病院でしか受診歴があるかどうかは分かりません。
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心療内科の通院歴がバレると生命保険には加入できない?
心療内科に通院してしまうと生命保険に加入できないと心配する人がいますが、全く入れなくなるというわけではありません。
保険加入時には過去5年間の病歴を告知する必要がありますが、すべての場合で保険が拒否されるわけではありません。
病歴によっては条件付きでの加入になる可能性があります。
対策として、通院終了から5年経ってから保険に加入する方法や、持病に関わらず加入可能な保険を選ぶ方法があります。
心療内科の通院歴がバレると住宅ローンは組めない?
心療内科に通院している人、または通院歴がある人でも住宅ローンは組めます。住宅ローンの審査では主に収入や借入額、信用情報などが重要視されます。
ただし、健康状態も考慮されることがあるため、通院中の病状が収入に影響を及ぼす場合や、精神疾患が酷くて働けない状態である場合には、審査に影響する可能性があります。
心療内科の通院歴がバレると転職は不利になる?
転職の際でも通院歴がバレることはありません。
しかし、健康状態を正直に伝えることで、転職先が理解や配慮をしてくれる可能性が高まります。自分の状況に合った判断をし、転職先とのコミュニケーションを大切にすることが大切です。
心療内科に通院していることがバレたらどうなるの?
「仕事はクビ?」
「保険や住宅ローンはすぐに解除されてしまうの?」
万が一、心療内科に通院していることが周りにバレたらどうなってしまうか気になる人も多いですよね。
ここでは、もしもバレてしまったらどんなことが起こるのか解説していきます。
生命保険
通院歴が保険会社に後で知られると、保険契約の内容変更や保険料の上乗せをされる可能性があります。特定の疾患の制限なども考えられ、保険会社によって保険に加入することができなくなる場合があります。
住宅ローン
通院歴を隠すことは告知義務違反になり、住宅ローンを組むにあたって必須としている団体信用生命保険に入れなくなる可能性があります。
転職
転職の際に通院していないと嘘をついて、実際は通院していたことが発覚すると、転職を取り消されることがあります。会社側が任せようと思っていた仕事をしてもらえないと分かったら別の人を採用してしまうかもしれません。
心療内科へ通院していることをバレにくくするには?
家から近いクリニックは避ける
通院がバレないようにするために、家から近いクリニックを避けることがおすすめです。近所のクリニックでは知り合いや近隣の人と遭遇する可能性が高まるため、少し距離のあるクリニックを選んでみましょう。
ただし、通院の利便性も大切なの、バランスを取りつつ自身にとってちょうど良い場所を見つけることが大切です。
オンライン診察をしているクリニックを探す
家から出る必要がないオンライン診察を受けましょう。自宅から医師の診察を受けることができ、知人や近隣の人に通院がバレるリスクを軽減することができます。
オンライン診療をやっていればどこでもいいわけではなく、きちんと自分に合ったクリニックを探しましょう。
土日もやっているクリニックを探す
土日も診療を行っているクリニックを選ぶことも一つの方法です。クリニック受診のために平日に休みを取ることなく、周囲に知られずに診療を受けることができます。
ただし、土日も診察しているクリニックは珍しいので、しっかり調べてから受診しましょう。
そのほか心療内科にバレるでよくある質問
心療内科の掛け持ちはバレる?
心療内科を掛け持ちしてもバレることはありません。ただし、どちらかの病院に現在使用している薬を伝えなければいけない為、バレてしまう可能性はあります。
心療内科の受診で嘘をついたらバレる?
受診の際に嘘をついてもバレることはないですが、あまりおすすめできません。
医師は患者の情報をもとに適切な治療法を決めてくれるので、嘘をつくことで適切な治療を受けられなくなってしまい、治療の効果が現れない可能性があります。
心療内科は軽い気持ちで受診してもいい?
心療内科は軽い気持ちで行っても全く問題ではありません。心療内科は心の不安や病気を相談したり治すところなので、少しでも気になることがあったら気軽に受診してみて下さい。
心療内科の通院歴はバレる心配はないし、バレても大きく不利にはならない
まとめ
今回は心療内科のを受診する上でのデメリットや不安などについて解説してきました。
心療内科の通院歴に関する心配は、多くの人にとって理解できるものです。しかし、心配する必要はあまりありません。全てのクリニックでは、個人のプライバシーと情報保護が法律の下厳重に管理されています。通院歴が他の場所や親にバレることは無く、もしバレても大きな不利益を被ることはありません。
また、心療内科に通院していても保険や、住宅ローン、転職に不利になることはありません。もし心療内科を通院していることが問題で保険などに入れなかった場合は、ファイナンシャルプランナーなどに相談することをおすすめします。
さらに、近年心の健康に対する理解が広まり、心療内科や精神科の受診は社会的にも受け入れられるようになってきています。就業先や保険加入先に通院歴を告知する必要がある場合でも、特別なことがない限り影響を受けることはあまりないです。
しかし、一部の特殊な状況では注意が必要です。特定の職業や保険加入などで詳細な医療情報が必要な場合には、事前に適切な情報提供を検討することが重要です。
最後に、心療内科を受診する際は、自分の健康状態や症状を正直に伝えることが大切です。医師に今自分の置かれている状態を正しく説明することで適切な診断と治療が受けられます。
医師との信頼関係を築くため、質問や分からないことを遠慮せずに話すことが大切です。通院や治療の計画に関しても十分な理解を得て、治療に向き合いましょう。